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ご挨拶

 この度、テレーズ脳神経・頭痛クリニックを開業いたします院長の望月です。

 昭和大学医学部卒業後、大学院にて医学博士を取得、専門とする脳神経外科手術につきましては、NTT東日本関東病院にて脳神経外科手術で高名であった故永田和哉先生、現在日本医科大学脳神経外科教授の森田明夫先生のもと、厳しくも洗練された指導の下、多くの手術の修練を積みました。平成9年より大田区にある東京都保健医療公社 荏原病院に赴任し、脳神経外科・脳卒中センター医長として約11年間、くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、もやもや病、頸動脈狭窄症などの脳血管障害、三叉神経痛、顔面けいれんなどの機能的手術、そして脳腫瘍の手術など多岐にわたる手術を行うとともに救急車で来院される重症疾患の治療を担当させていただきました。

 テレーズ脳神経・頭痛クリニックは、新時代のクリニックの姿として、脳も含めた全身的な治療および管理を行っていくことを目標として設立いたしました。救急の現場で培った全身を診るという診療は、特に70歳以上の患者様には、健康を維持する上で特に必要なことです。あらゆる脳外科手術に対応してきた経験を通して、脳卒中後や脳外科手術後の加療やフォローアップを必要とする患者様は責任をもって診療にあたらせていただきます。さらに多くの頭痛の診療をおこなってきた経験を生かし、頭痛専門外来をおこなっていきます。頭痛でお悩みの患者様は数多くおられると考えられますが、頭痛を分類し、的確な治療をおこなうことで多くの方が軽快されます。当院では脳血管3DCTにて脳血管の異常をチェックすることが可能ですので、危険な頭痛を除外することが可能です。万が一脳疾患が検出された場合も、多くの手術治療にかかわってきた経験から適切なアドバイスと十分な説明をお話しできると考えています。現在、特に症状がないものの、脳卒中を含め、脳に不安のあるかたに、ご安心していただけるよう脳ドッグもご用意しております。

 テレーズというクリニック名は、カトリックの実在した人物で、病人や子供の守護聖人であるテレジアに由来します。自らの力が小さいことを認め、大きいことではなく、日常の小さなことを、心を込めて行うことを大切にした人でした。社会的に弱い立場にある人々を救済する活動をしたマザーテレサのテレサという名前は、この守護聖人の名をもらったものです。

 私たちのクリニックも目の前の患者様に対して心をこめて誠実な診療を行っていくことを一番大切にしております。質の高い診療を行うため、患者様をお待たせしてしまうこともあるかもしれませんが、北嶺の地が、多くの患者様が安心できる医療を求めて来ていただける場となるよう、努力していく所存です。患者様とともに真の健康を守るクリニックに成長していきたいと考えております。

                                       

医学博士 望月 由武人

     

 

略歴

1995年 昭和大学医学部 脳神経外科学教室入局
2000年 昭和大学医学部大学院卒業 医学博士・日本脳神経外科学会専門医取得
2003年 NTT東日本関東病院 脳神経外科
2007年

東京都保健医療公社荏原病院 脳神経外科・脳卒中センター医長

日本脳卒中学会専門医取得

2017年

テレーズ脳神経・頭痛クリニック 開設

所属学会・資格

  • 東京都難病指定医(モヤモヤ病・後縦靭帯骨化症)
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本脳卒中学会 専門医
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