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頭痛、片頭痛の診断・治療

 私が救急外来で当直している際、受診される方のうち最も多い訴えが頭痛でした。
 頭痛は若い時からあり、それが当たり前のように人生を送られている方がたくさんいらっしゃいます。また頭痛は病気とは思っておらず、人生の一部として受け入れて生活されている方もおられます。病院には行ってみたものの、検査で異常はなく、鎮痛薬の処方で診療が終わっている方は非常に多いです。頭痛は何が原因で起きているのかを考え、分類をして治療を行わなければなりません。しかしながら、この分類をする段階が難しいのです。
 なぜなら頭痛の方を検査した場合、異常が検出されることは非常に少ないため、画像で頭痛の分類をすることはできないのです。ではどのように頭痛を分類するのか。それは患者様の頭痛がどのように起きるか、いつ起きるのか、どれぐらいの間続くのか、それ以外にも多くのチェック項目を経て頭痛を分類するのです。しかしながら頭痛のありかたは多岐にわたり、多くの症例を経験しないと判断が難しいので分類ができず適切な治療に結びつかなくなります。ここに、頭痛の分類や治療法を記載しないのは、それらの情報から、安易に頭痛のタイプを決めつけてしまうことを避けていただきたいからです。その結果、頭痛の改善なく、つらい日々を送っていただきたくはありません。

当院では多くの頭痛患者様を治療してきた経験をもって分類を行い、適切な治療を行い、多くの方が症状の軽快をみています。頭痛が改善した生活を思い浮かべてみてください。頭痛がある方は、ぜひ受診をお勧めします。

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